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Incubusの新譜「8」を聴いて。

thekyc

いやー待ってましたよ。Incubus(インキュバス)の新譜。 前の「If not now , when」から約6年。ほんと早いもんですね。

山形に戻ってきた時間と同じ時間だけ待っていたというの全然気づかなかった。 実際のところ、最近の2作はミディアムなリズムで大人の感じが強いアルバムでした。

インキュバス的R&Bを表現したのかなと個人的には思っています。 個人的には「Morning view」や「a crow left of the murder」が大好きなんですが 今回のアルバムを最初に聞いた時にはその感覚に戻ってきたのかなと感じました。

インキュバスの一番の醍醐味というのはやはり実験的な音楽をポップに料理し

どこか違和感がありながらもノれる曲を提示することです。 「8」では初期の頃に見えたその実験的な音作りや思想が復活し、かなり気持ちが

高揚しました。 けれども今までの得た経験も含ませ、より分厚い音楽表現がここに誕生したと思います。 ギターのフレーズ、一つ取っても「凝ってるな」って感じるし、何よりもコーラスワークが増えました。私の大好きなベーシストで「the roots」などでもプレイした「べン・ケニー」の功績も随所に光ってますね。

大人な音楽も無邪気なサウンドも感じ取れるこのアルバムはまさしく彼らの名盤のひとつになるかなと思います。 是非聴いてみてください!


 
 
 
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